例のレジ袋事故での傷がつたんの右膝にまだ生々しく残る昨今、
そんな大怪我に保護用シートを貼らせ、
先日のもつ鍋会では、早々にビールをひっくり返すという自傷痕が
私のハートからもなかなか癒えません。
なんて冗談言ってられない。
私の宝物つたんは、
あの時に痛めた左手首がまだ痛いらしい。
痛いよーっていう彼女に頭の臭いをかがせて笑わせることしかできない。
ああ。頭が匂わなくなったら何をしてあげれるんだろう。
つたんなんて、
私が腰が痛いと言うと、いいというまで揉んでくれるのに。
私はというと、やめろと言われても気がすむまでてんしのおしりを揉みまくるやつなのに。
私が喉がいたいと言うと、うろ覚えの生姜汁を作ってくれて。
肩が痛いというつたんの肩甲骨を揉んでるつもりが
いつのまにか背中中にキスマークをつけてて。
夜中に熱が出ると、何度も起きて氷で冷やし、着替えさせてくれて。
ネットで調べまくって
医者より早く扁桃炎と診断してれて。
毎朝少しシロップをたらしたアイスコーヒーを用意してくれて。
時間になるまでキスしたら、社員証を首からかけられて。
私のバッグを持って玄関まできて。
バッグには、いつの間にか充電された携帯がはいってて。
昼休みに帰るとご飯がほかほかで待ってて。
食べ終わって洗面台にいくと
歯みがき粉がのった歯ブラシが用意されていて。
夜は私の肩で寝て、
朝方は私がその腕の中に潜り込んで。
例のごとく開拓された最近は毎日のように、
一瞬でオチるような眠りにつかせてくれて。
あー、早く帰って会いたい。